地頭でわが子と挑む中学受験

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課題文の読解:入試レベルの教材を作るには


ここで紹介させていただいた「ぱぱ塾ぱぱ」手づくりの「入試レベルの国語教材」。作るのはそう簡単ではありませんし、手間もそれなりにかかるものなので、どなたにでもオススメできるものではありません・・・。が、これには目をみはるほどの効果がありました。もしその作り方にご興味があるようでしたら、お気軽にコメント欄にお問い合わせください。

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「ぱぱ塾ぱぱ」が毎日手作りしている入試レベルの国語教材。手応えは十分。

課題文を論理的に読み取る力を重視する出口先生のテキスト。作問している先生の視点で設問の意図を見抜く力を重視する竹中先生のテキスト。娘の受験予定校の過去問と、それを作った担当の先生の詳細な解答解説。それらに「ぱぱ塾ぱぱ」のノウハウを加味して「ギュッ」と凝縮した実戦レベルの手作りの国語教材。毎回毎回、いくつもの要素を組み上げて作るため、破綻がないかどうかを確認するために、実際に「ぱぱ塾ぱぱ」自身がその教材を解いてみる。結果がOKであれば、今度は「ぱぱ塾ぱぱ」の思考過程や課題文への目配り・視線の飛ばし方。これを段階を追って理解できるように、設問ごとに課題文のコピーをとっては書き込みの実例を追加していく。記述問題であれば、拾い出した記述部品。これらの検討過程と組み上げ方。この作業の実際をログとして挟み込んでいく。とにかく手間がかかります。1回分の入試問題に対して、これらの準備に3時間程度はかかります。これを毎日娘に伝授していく。解答に50分。採点と解答過程の確認にほぼ10分程度。課題文の筆者を含めれば5人の大人の知的作業の結果が、毎日10分の間に娘のアタマの中に「一気に」流入していくわけです。

「書き込みせずに国語の問題を解くのは、計算せずに算数の問題を解いているのと同じ」

これは竹中先生の言葉です。「ぱぱ塾ぱぱ」が長い間もやもやと抱いていた国語に対する疑問がこの言葉で一気に払拭されました。算数の問題。解答解説には正解に至るまでの計算過程が詳細に解説されている。解答解説を読めば誰でも正解にたどり着く道筋が理解できるようになっているわけですね。ところが国語にはそれがない。正解とその根拠になっている課題文中の1つの文。なぜその文に注目しなければならないのか。ほとんどの場合、この部分の解説が欠落している。「その文を見つけ出すことが国語の問題を解くことなんだ」といわれれば、「ではなぜその過程についての解答解説がないのか」。そう問わざるを得ない。「文脈から把握できることだ」といわれれば、「ではなぜその文脈を追う過程が解説されていないのか」。やはりそう問わざるを得ない。おそらくこの押し問答は延々と続き、最終的には「読解力の有無」というところに落ち着くことになるのではないか。で、この読解力というもの。意識化しようとするととてつもないことになる。さらにこれをお子さまごとに「わかるように」伝授していくこと。これはもう至難の業のように思えますし、だからこそこれができる有能な国語講師の先生というもの。これが中学受験界で払底しているというよく聞く話。至極当然のように思えます。

話がだいぶそれてしまいました。課題文の筆者とは別に作問している先生している先生がいること。これはやはり普通の精読・読解とは異なる要素が持ち込まれてくるようです。精読の結果、課題文の大意は理解できていても設問の正答率はだいたい70%あたりに落ち着くのが普通らしい。これは結局「読解力」とは別の人工的な意図が、作問している先生によって混入されている。そのあたりに理由がありそうだと。だとすればその人工的な意図。それを見抜いてしまえばいいはず。「ぱぱ塾ぱぱ」の理系アタマはそう理解しました。それが「設問の傍線部と課題文中の根拠の文」をつなぐ「ミッシングリンク」をつなぐこと。仕事の都合上、乱読・多読をくりかえしてきた「ぱぱ塾ぱぱ」は、仕事上の資料を精読などしている時間などあるはずもなし。それでも必要な「特定の文」をピンポイントで特定することに困難は感じてこなかった。そのあたりのノウハウを教材に組み込んでみたのです。これを端的にいえば、「読み返しの範囲を限定すること」。ただそれだけなんですね。そのあたりをテキストにまとめてみようと思っていたのですが、手間がかかるので、教材のほうに組み込んでしまった。なのでテキストの公開はできないのですが、だいたいのエッセンスをここにリストアップしてみようと思います。

説明的文章の場合は:
  • 設問の傍線部を「竹中先生の方法」で処理する。
  • 処理をした傍線部から、読み返しの範囲が傍線部の前か後ろかを判断する。
  • 読み返しの範囲は「その話題の始まり~傍線部」か「傍線部~その話題の終わりまで」
  • その話題に複数の段落がある場合は、段落の出だしをみて、段落単位で範囲を絞り込む。
  • それらの範囲に根拠の文が見当たらないときは「出口先生の方法」で段落間をジャンプする。

文学的文章の場合は:
  • 設問の傍線部を「竹中先生の方法」で処理する。
  • 傍線部が会話のさなかにある場合は、その一連の会話のなかにある心情表現に注目。
  • そうでない場合は、事件と事件の間の範囲を読み返す。登場人物の心情の変化も事件として扱う。
  • それらの範囲に根拠の文が見当たらない時は登場人物がモノローグしている部分に視線を飛ばす。

教材にしてみた場合はもう少しふくらみがあるような気がしますが、基本はこんなものです。ご参考までに。

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2008年11月29日記す
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