地頭でわが子と挑む中学受験

豊かな学びと子育てが考える力や生きる力を育てます。無理のない受験を考えるための1つの新しい処方箋。

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課題文の読解:まずは自信をもたせてあげよう


国語に悩めるお子さんたち。典型的には娘のような子どもたちのことなのですが、これはもう徹底的に自信喪失状態なんですね。その状態で何千文字もの課題文と向きあう。いきなり気力が萎えてきてしまう・・・それはもう当然のことなのです。だからこそ、一気に敷居を下げてしまう。設問ごとに、あらかじめ「根拠となる文」を教えておいて、そこから解答を作る練習をする。これをひたすら繰り返す。すると、「根拠となる文」さえ分かっていれば、正解を取ることは難しくない・・・このことがだんだんわかってくる。感覚として「怖さ」を感じなくなってくるみたいなんですね。「へえ、正解って簡単に取れるんだ・・・」。これの繰り返しが、お子さんの自信喪失状態によいクスリになるようなのです。

これができるようになったところで、「あとは根拠となる文を見つけるだけでいいわけなんだよ・・・」と言ってあげる。要するに「探し物ゲーム」です。そもそも「探し物ゲーム」というもの。つまらないものじゃないですし、その「探し方」。それを「ゲームのルールブック」として与えてあるわけですから、これを「楽しい遊び」にしてしまうこともできる。はじめのうちは、お子さんの探し出した「根拠となる文」。当たり・外れでいいんです。これを繰り返していくうちにだんだんと、道筋を辿って「根拠となる文」を探し出す術が身についてくる。そうこうしているうちに、その道筋を1歩1歩あるいていることが意識されなくなって、「根拠となる文が光って見える」ようになってくる。「根拠となる文」さえ見つかれば、正解は簡単に取れることは分かっているわけですから、これがつまらないわけがない。娘の場合はこの「探し物ゲーム」。第2クールを卒業する間近になるころには、探し物が「ピタピタみつかる」ことが面白くなってきていたようです。

それとあと1つ。課題文への書き込みを嫌がるお子さんも多いのです。何千文字もの課題文の文字の海。それのどこにどうナイフを入れたらいいのか。はじめのうちは、まったく見当がつかなくて当然なんです。だからといって、全てを書きこんだ課題文をいきなり見せてみても、これはまた「ごちゃごちゃ」してよくわからない。我が家の場合は課題文を2度読み・・・1度目は課題文の筆者の観点から課題文を一気に読み下す。2度目は設問ごとに作問者の観点から課題文を読み返す方式をとっていましたから、課題文は最終的に書きこみだらけになってしまう。これだけ書きこんだ課題文を始めから与えたら、「こんなにかきこまなきゃならないの・・・?」となってしまう。そもそも課題文への書き込みは本人の思考過程の記録なのですから、本人が分かるように順に書きこんでいくべきものなのです。だからこそ、前記事に書いたように、マーキングしておいた課題文。1度目の読み下し用と、2度目の読み返し用に分けてあるのです。

1度目の読み下し用のマーキングは、できるだけ課題文本文の「欄外」に書きこむ工夫をしてあります。課題文本文中に書きこまれるのは「筆者(あるいは登場人物)の視点」からのキーワードのみ。これを「○」で囲んである状態になるようにしてあります。この「○」で囲んだ語句や文。これを順に追っていくだけで、課題文の大枠がつかめますし、それでもまだ課題文本文はほとんど真っ白な状態ですから、ここから設問を解くための課題文の読み返しに必要な書きこみをするスペースは十分以上に残っているわけです。ですのでこの1枚目の「マーキング済み課題文」から、設問ごとに書き込みをしながら設問を解いていく練習をすることもできますし、それとは逆に、この1枚目の「マーキング済み課題文」を使って、課題文の読解・精読の練習をすることもできるようにしてあります。

2枚目の「マーキング済み課題文」。これは前記事で書き忘れたことなのですが、設問ごとに「根拠となる文」を探す過程。これがたくさん書きこまれた状態になっています。設問が10あれば、書き込みも10通りになるわけで、これを2枚目の課題文に一気に書きこんでしまうと、前述のように書き込みだらけの課題文になってしまいます。ですのでこの2枚目の「マーキング済み課題文」への書き込み。これは設問ごとに「色分け」するなどの工夫をしてあげてください。そうすることで、書き込みだらけの印象が和らぎますし、設問ごとに、設問部からみて課題文中のどのあたりに視線を飛ばせばいいのか。これが分かりやすくなるメリットもあります。

・・・いずれにせよ、気持ちの萎えちゃったお子さんたち。その「尻を叩く」のではなく、萎えちゃった気持ちを支えてあげながら少しずつ自信が持てるように支えていってあげてほしい。そう思います。過去問ベースの手作り教材。それをそんな風に使って欲しいと思うのです。

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