地頭でわが子と挑む中学受験

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過去問への取り組み方を考えよう(1)


そろそろお子さんの過去問への取り組み方。これについて考え始める時期になります。10年分ほど集めた志望校の過去問。これをどう解いていくのか。実のところ、結構悩ましい話ではあります。志望校の過去問は中学受験における核心ともいえる資産です。年度年度の実物の入試問題。この資産を最大限有効に利用することを考えなければなりません。

初めて解く志望校の過去問。これと塾での学習内容との間にはベクトルのずれがありますから、初めのうちは、まず期待どおりの得点をマークすることはできないのが普通です。で、解き直しをする。となると今度はその問題は「初見」ではなくなってしまう・・・ということはつまり、その得点は「追い風参考記録」になってしまうわけです。要するに解き直し前の得点も、解き直し後の得点も、そのままではあらかじめ設定しておいた合格目標得点と比較検討するためのデータとしては使いにくい。ですからここで、何らかの工夫が必要になってくるわけです。ここで2つのフレームワークを考えてみます。1つは単年度の過去問への取り組み方。1つは年度順の過去問への取り組み方です。それともう1つ。過去問を実際の入試のシミュレーションとして使うこと。これも念頭に置いて考えてみると、過去問への取り組み方には、1例として次のような組み立てを考えることができます。

まず単年度の過去問。第1クールのそれは時間制限を設けずにじっくりと取り組みます。ここでのポイントは、制限時間内に解けた設問と、時間制限を超えて解いた設問。それと解けなかった問題。これをきちんと分けて整理しておくことです。制限時間内にとることのできた得点は、合格目標得点との差を縮めるための目標として使います。時間制限を超えてとることのできた得点は、お子さんの志望校の入試問題への習熟度を測る指標になります。それと解けなかった問題。これは志望校の出題傾向や出題意図。そういうものを読み取ってお子さんにフィードバックしてゆく・・・つまりは志望校対策の大切な素材として分析していくことになります。単元別・分野別の正答・誤答は設問ごとに過去問集計用シートに、制限時間内得点・時間外得点はそれとして別に記録していきます。

次に年度順の過去問。大手の進学塾では新しい年度から旧い年度に向けて過去問を解き進めるように指示するところもありますが、これは単に過去問に取り組む時間が取れなかったときに、最新の過去問に手をつけることができなかったというようなことがないようにするための方策にすぎません。志望校の入試問題は、やはり徐々にではあっても変化してゆくものですから、現在から過去に向かって過去問を解き進めたのではコトが逆になってしまう。やはりここは旧い年度から新しい年度に向けて過去問を解き進める。これによって志望校の最新の出題傾向を浮き彫りにしてゆくのが定石でしょう。また1つ1つ丹念に過去問を解いてゆくことによって、徐々にお子さんの志望校の入試問題への習熟度が上がってくることが期待できますから、最初に挙げておいた問題点。つまりお子さんの過去問の得点と合格目標得点との差。この精度も上がってくることになります。要するに、最新の入試問題をベースに「あとどれだけ何をしなければならないか」を考えることができるようになるわけですね。

さて、ここまで準備を進めてくると、過去問を実際の入試のシミュレーションとして使うことができるようになります。最新年度の過去問。これの「制限時間内得点」。これこそが今年受験を終えた受験生集団の中でのお子さんの位置、ということになります。ここには曖昧さのひとかけらもない情報。つまりお子さんの得点と合格目標得点の差。あと何点得点を上積みしなければならないか。これが具体的な数値として出てきます。これがこの先、積み上げてゆくべき得点ブロックの数。その基礎情報となります。

この話、続きます・・・。

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