地頭でわが子と挑む中学受験

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過去問への取り組み方を考えよう(2)


・・・続きです。

さて、このような考え方で過去問と取り組んできた結果、お手元には、①お子さんの志望校の単元別・分野別の出題率と単元別・分野別のお子さんの誤答率が集計された過去問集計用シート、②お子さんの解けなかった問題のリスト、③最新の過去問におけるお子さんの得点と合格目標得点の差。この3つがあるはずです。これが過去問第2クールでの取り組みのベースになります。

過去問第2クールの1つの目標は、③最新の過去問におけるお子さんの得点と合格目標得点の差。これを可能な限りゼロにしてゆくことです。そのために必要な情報が、①お子さんの志望校の単元別・分野別の出題率と単元別・分野別のお子さんの誤答率、というデータになります。このデータからは、お子さんの志望校の入試問題の中で出題率が高く、なおかつお子さんの誤答率の高い分野を読み取ることができます。これがお子さんの最大の失点ブロックということになります。この最大失点ブロックこそが、お子さんの得点力を一気に伸ばすことのできる最大の得点ブロックでもあるということは言うまでもありません。であれば、ここは大きな得点ブロックから順に攻略してお子さんの得点力をあげていくことで、一気に志望校の受験者集団に入り込んでゆく。そのような得点戦略を組むことができます。これは1つの逆転の発想です。「なべてひらたく」学習課題をこなしていくことで少しづつ志望校に近づいてゆくのではなく、過去問を解いてみた結果から、お子さんに固有の学習課題をえぐりだしていこう。そういうことなのです。ですから過去問第2クールの学習方法。それは単元別・分野別の重点的な復習と演習。そしてその成果を過去問に立ち戻って「まとめて確認する」・・・というサイクルの繰り返しになります。ですので過去問第1クールでお子さんの解けなかった問題。誤答した問題の解き直しは、第1クールでは個別には深入りしないでおく。これが1つのポイントになります。

さて、お子さんが苦手分野を攻略している間、親御さんは何をしておくべきか。それが、過去問第2クールのもう1つの目標である、②お子さんが解けなかった問題のリストを使った「志望校の出題傾向や出題意図の読み取り」・・・つまりはお子さんの志望校の入試問題に固有の出題・・・学校固有問題といわれるもの・・・その特徴を洗い出す作業です。前記事に書いたように、塾での学習内容と志望校の入試問題の間には、かならずどこかにベクトルのずれがあります。このベクトルのずれは、「偏差値輪切り方式の志望校対策」からは得ることのできない情報です。このベクトルのずれ。それは志望校の教育理念に密接に絡んだ、「その学校がどのようなお子さんに来てほしいのか」。そのメッセージそのものなのです。このベクトルのずれをうめること。それこそが、お子さんが積み上げつつある得点ブロックの上に載せるための最後の「特別な10点」・・・志望校対策をきちんとしてきたご家庭にしか手にすることのできないプラスアルファの得点・・・これを手に入れることなのです。この得点をもって、お子さんの志望校の受験者集団から頭1つ分、抜け出すこと。これが最終的な合格戦略になるわけです。

この作業。特に重要なポイントは、志望校の入試問題における学校固有問題の「出題意図」の読み取りです。志望校の重視する出題意図を読み取るということはすなわち、この先どんな問題が出題されるのか・・・ようするに今後の出題予想につながっていきます。それがわかっていれば。たとえ学校固有問題が「初見」のものであっても、何らかの対処のしようがあるというものです。この出題意図の読み取り作業。やってみればそれほど難しいものではありません。お子さんの解けなかった問題。これを並べて眺めてみる。するとそこから何かしら共通するパターンが見えてくる。そういうものなのです。とはいえその作業がどんなものなのか、少しばかりイメージがわきにくいかも知れません。ですのでその作業は実際にどのようなものなのか。それに関連する過去記事を、「志望校と過去問」カテゴリに集めてあります。よろしければ参考にしてみてください。

・・・この話、続きます。

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