地頭でわが子と挑む中学受験

豊かな学びと子育てが考える力や生きる力を育てます。無理のない受験を考えるための1つの新しい処方箋。

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地頭のつくり方(1)


ぱぱ塾ぱぱの目の前にはいま、1枚の新聞記事の切り抜きがあります。

「泥だんご なぜ光る・・・京都教育大・加用助教授が解明 学会設立」(朝日新聞2001年4月6日)

21世紀!の新聞にこんな記事が載ること自体、子供のころのぱぱ塾ぱぱには想像もできなかったわけですが、その記事の内容といえば、ぱぱ塾ぱぱが子供の頃、泥んこになりながら作った「黒光りする」泥団子の作り方そのものなのです。しかし今回はその泥団子の作り方について考えたいのではなく、子供のアソビの中にはさまざまなヒントがあることを言いたいのです。

いまここに砂場があるとします。アソビ時間の範囲内で最大限の大きさの砂山を作って遊びたいとき、子供たちはどのような工夫をしていたでしょうか・・・。正解を先に書きます。

1.まずはじめに小さな砂山を作ります。
2.作った砂山をてっぺんから押しつぶし、それを平たい富士山のカタチに整えます。
3.富士山のてっぺんの平らな部分に、さらに砂山を築きます。
4.アソビ時間の範囲内で2~3を繰り返します。

これで土台のしっかりした砂山ができ上がります。あとはトンネルを縦横無尽に掘り進めて、さきほどの泥団子をトンネルの中を転がして遊びます。では、他の方法はどうでしょうか。

大人だったら、ダンプなりトロッコなりを使って一度にどっさり砂を積み上げて、砂山の形に整形することを考えるでしょう。しかしこれではダメなのです。砂山の形に整形されたのは表面のごく一部だけ。砂山の内部がつき固められていないため、トンネルを掘って遊ぶのには向かないのです。砂粒どうしのゆるいかみ合わせはふだんは形を保っていますが、トンネルを掘ったりして下支えがなくなると簡単に崩落してしまいますし、こういうかみあわせはちょっとした水分+振動にも弱いのです。

では初めに大きな土台(=平たい富士山)を作って、その上に順次、大→中→小の順に土台を積み重ねていく方法ではどうでしょうか。この方法でしたら砂山の内部までしっかりつき固められているため、トンネルを掘って遊ぶにはもってこいです。ただ、最初にどのぐらいの大きさの土台を作ったらいいのかの見当がつきにくいのです。アソビ時間内に砂山を完成できなければ、元も子もなくなってしまいます。

じつは「ぱぱ塾ぱぱ」は地頭(じあたま)の作り方についても1つの仮説を持っています。つまり砂山の作り方と同じことが言えるのではないかと思っているのです。前回の記事(「時間のたてよこ」)でも触れたのですが、知識を積み上げたらいったんそれを押しつぶして(=科目や分野、単元などをまたいで知識を肴に議論することで)他の知識となじませて新たな土台を作りなおし、その上に新しい知識を積み上げていく・・・。小学生ぐらいの子供たちを対象とする場合、この作業は「家庭学習」の担当だと「ぱぱ塾ぱぱ」は考えるのです。

いまの進学塾の学習方法を砂山作りにたとえると、ぱぱ塾ぱぱにはそれは、「バケツに砂を詰めてパンパンにつき固め」「それを地面の上にひっくり返して小さなプリン型の山を作っている」ように見えるのです。プリンをずらっと地面に並べれば土台は作れますが、知識間の脈絡ができません。プリンを縦に積んでいけば高い山は作れますが、ひょろ高い(?)危なっかしい砂山ができてしまいます。「ぱぱ塾ぱぱ」は学習塾を否定しません。ただ「小さく固いプリンどうしをなじませる」作業は「家庭学習」で担う必要があると考えているのです。その時間をどうやったら確保できるのか・・・?ここが各ご家庭での工夫のしどころです。

2008年1月23日記す
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