地頭でわが子と挑む中学受験

豊かな学びと子育てが考える力や生きる力を育てます。無理のない受験を考えるための1つの新しい処方箋。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

人工知能は電気羊の夢を見るか


予想通り、娘の進学した学校はこの6年間で大きく伸びました。

だいぶ前の記事で僕はこう書きました。『この先の世界。それはお子さんが社会にでるときに「できて」なんぼの世界なのです。お子さんが「できる」ということ。これは平たく言うと、お子さんという存在が何か他のもので置き換えが利かない、ということです。お子さん以外の他者やコンピュータなどがどんなに頑張っても、お子さんをリプレースすることはできない。そういうことです。これからの世界に必要なもの。それはお子さんをユニークな存在に育て上げるということです。このユニークネスがお子さんの価値を高めます。』

コンピュータにいちばん近いお子さんの力。それは「速さ・正確さ・たたみ込まれた知識」・・・ということです。ただただ速くて正確であるということ。こまかいところまで取りこぼしなくよく知っているということ。これが難関中学に合格するためにお子さんに求められる資質であるとすれば、中学受験というもの。これはいったい何を再生産しているのだろうか。僕はそう考えるわけですね。もし御三家を頂点とする中学受験という階層構造が、お子さんの資質として、速さと正確さと知識ばかりを求めているとすれば、それはこの先の時代を読み間違っている。僕はそう断言しても構わないと考えます。もちろん学校側だってこのままでいいと考えてはいないでしょう。だからいずれ中学受験というものは変わってゆく。僕はそう信じているわけです。

娘の受験した学校。僕はその算数にほれ込みました。娘の受験校は10校ほどの中から選び出したものなので、中学受験という世界から見れば全体のほんの一部でしかなかったわけですが、その算数の出題。その問題を作問された先生の視点。あるいは学校からのメッセージ。僕はその言わんとすることにほれ込みました。「こんな問題を工夫してみたんだけど、君だったらどう解いてみせてくれるのかな・・・?」。御三家に受かるようなお子さんたちが取りこぼしてしまうような出題。そんな出題が必ず含まれている。実際、出席した学校説明会であったQ&A。「算数が難しすぎます。御三家に受かったお子さんが落ちた例をいくつも見ています。いったい何を勉強してくればいいんでしょうか?」。

学校側の答えはこうでした。「見えないイコールの関係を見つけ出して、そこから論理的に考えて答えを導き出す力を見ています」。もうずいぶん前のことですから、このQ&Aは一字一句同じではなかったように思いますが、それでもその回答の要旨はこのようなものでありました。僕はこのQ&Aを聞いて、自分の確信を再確認しましたね。この出題は時代の先を読んでいるからこそのものだと。見えないイコールの関係に気がつくということ。これは論理的思考力の範疇を超えています。むしろ地頭系の発想力・着想力の世界の力に近い。この学校はこの先の世界に、お子さんたちに求められることになる「ユニークネス」をよくわかっているのだと。

娘はこの手の問題を得意としていました。進学塾通いもせず、家庭教師の先生に教わるでもなく。ただただ僕と「例題の読み合わせ」という取り組みをしてきただけなんです。ただそれだけのことで、求めた結果を出してくる。考える力=論理的な思考力と地頭系の思考力と。これを育んであげることで、お子さんは変わっていきます。このような変化。これが中学受験というものの時代の変化を先取りしたものであるのかどうか。それはそう遠くない将来に明らかになってくるのではないかと、僕は考えているのです。

--
今日もお子様は受験勉強を楽しんでおられますか?お子様に笑顔はありますか?
新たなお題のリクエスト・疑問・ご質問などは「コメント欄」に気軽に書き込んでください。

参考になりましたら、どれでも1つ。ぽちっとお願いいたします。   お薦め図書・参考書:
にほんブログ村 受験ブログ 中学受験へ  にほんブログ村 子育てブログ 子供の教育へ  にほんブログ村 子育てブログ 小学生の子へ   アマゾンインスタントストアへ

過去記事へのご意見・ご質問も大歓迎です → 最近の過去記事一覧
スポンサーサイト

Comments

Add your comment

Designed by Akira.

Copyright © 地頭でわが子と挑む中学受験 All Rights Reserved.
ブログパーツ ブログパーツ アクセスランキング
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。