地頭でわが子と挑む中学受験

豊かな学びと子育てが考える力や生きる力を育てます。無理のない受験を考えるための1つの新しい処方箋。

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無能の序列とは


ここでちょっと寄り道をしてみたいと思います。「生き抜く力」と「勝ち抜く力」。よく似ているようでちょっと違う。僕の中の定義では、「自らの力で考える力」≒「生き抜く力」。「上昇志向の階層社会の中でトップを競いあう力」≒「勝ち抜く力」なんですね。いまのような厳しい世相の中で、この2つの力の違いはより一層明確になってきているような気がしています。ここでちょっとご紹介してみたいのが、「ピーターの法則」。有名な社会学の法則なので、おそらくご存知の方も多いと思います。

  • 階層社会においては、人それぞれは、その能力を発揮できない役職にまで昇進する
  • やがてすべての階層の役職は、その職責を果たせない無能な人物によって埋め尽くされる
  • 実際の仕事は、まだ無能のレベルにまで達していない人たちによって行なわれる


勝ち負けを競い合う上昇志向の階層社会の行き着く先。その停滞した階層社会における「無能の序列」。どうしてそのようなことが起こるのか。そんな実態を「シンプルに表現した」というべきか、あるいは「暴き出した」というべきか。この法則が世に出てからすでに30年も経とうというのに、実社会の中ではなぜかいつもその実例を身近に感じる。そんな不思議な法則です。近年になってその「新訳本」が出ているのですが、その本のサブタイトルが「創造的無能のすすめ」。言葉は悪いのですが、その意味するところは、「その人の持つ能力が限界に達する前に上昇志向をやめ、その能力が最大限に発揮できるレベルでその才能を生かしていこう」というようなことです。なんとなくここに現在の中学受験の縮図を感じるのは僕だけでしょうか。無理をしないことで生まれてくる「ゆとりの時間」。これを「自らの力で考える力」を育むために使う。なかなか悪い選択ではないように思うのです。

2009年2月21日記す
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