地頭でわが子と挑む中学受験

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東大受験の方法論?


僕は前記事でこう書きました。『いまどきの東大生たち。どうやら察するに、この「コンピュータ」的な考え方でみがきあげられてきたタイプのお子さんたちが多いらしい。とすれば、ここには「地頭族」はあまり生息していないのではないか。・・・(中略)・・・ではそれと置き換わるように東大を占拠するようになった「コンピュータ族」。彼らがどこからやってきたのか。それはおそらく今の「中学受験勉強」のあり方からきているのではないか』。この部分。「コンピュータ族」はどこからやってきたのか。「地頭族」はどこに行ってしまったのか。この点について掘り下げて考えていくうちに、なんとなくわかってきたことがあるのです。

1つは東大受験の前哨戦としての中学受験の方法論。たとえば御三家への合格を頂点とするいまどきの中学受験システムというもの。それは、まさに「驚異的な記憶力や超高速で正確な演算力」をみがきあげることで成り立っているように見えるんですね。それもただそれだけではなく、いまの「はやさ×物量」中心の中学受験のシステムそのものが、「記憶力+演算力」主体の考え方で成り立っているように見えるんです。こういう中学受験環境をくぐりぬけてきたお子さんたち。まさに「コンピュータ」的な考え方でみがきあげられてきているんですね。だとすれば、東大受験を頂点とする、いまの受験システムをくぐりぬけてきたお子さんたち。それこそが「コンピュータ族」予備軍そのものなのであろうと。ようするに、今の中学受験システムそれ自体が「コンピュータ族」を再生産する仕組みになっているのではないか。

もう1つはお子さん自らが考えて行動するという部分。それを保護者の過干渉が阻害しているように見えるんですね。往年の東大受験はお子さん主導でありました。自ら考え、望む進路を考え、必要なアクションをとり、東大受験に臨む。そういう構図だったように思うのです。ところがいまどきの「受験は情報戦」だという考え方。これは情報収集を保護者が行って、それをお子さんにフィードバックするという構図です。お子さんは保護者の指示にしたがって受験勉強をする。これではお子さんたちは「待ち」の姿勢を植えつけられることになる。これを言いかえれば、与えられる入力をまってから出力をする。これはコンピュータの動きそのものなんですね。このような姿勢を当たり前のように身につけてきたお子さんたち。これもまた「コンピュータ族」を再生産する仕組みになっているのではないか。

ではいったい「地頭族」はどこへ行ってしまったのか。それはこの東大受験を頂点とする、いまの受験システムのハイアラーキー。これによって「コンピュータ族」に駆逐されてしまったというよりは、「コンピュータ族」に転換・同化させられてしまっている。僕にはそのように見えるのです。お子さんたちの持つ可能性を開花させようとする努力。それが思わぬ副作用を生んでいるのではないか。もし「地頭族」というものが貴重な絶滅危惧種であるとすれば、僕たちはそれを保護するために必要な何らかのアクションを取らなければならないのではないか。それは東大受験を頂点とするいまの受験システム。とくに中学受験の部分。そのありかたを考え直すことなのではないかと思うのです。

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