地頭でわが子と挑む中学受験

豊かな学びと子育てが考える力や生きる力を育てます。無理のない受験を考えるための1つの新しい処方箋。

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なぜ塾は持ち帰りの課題が多いのか


「ぱぱ塾ぱぱ」はここまでの連載記事で、「中学受験というシステム」について:

  • システムのどの部分に、どのような時間の浪費があって
  • その時間の浪費をどう削り、どのような目的に活用すべきか

についての考え方の大枠を述べてきました。これらは「ぱぱ塾ぱぱ」の考え方である「子育て期間のお子様を塾生活に預けたままにしてはならない=塾は学校ではないのだ」という信念にもとづいて、「ぱぱ塾のこの1年」に裏打ちされた経験から導き出したものですが、当然ながら「我が家」なりの結論ですので、それをそのまま鵜呑みにしていただく必要はありません。

「ぱぱ塾ぱぱ」はこの先、各ご家庭とお子様を日々悩ませつづけている元凶となっている「序列化というシステム」について、正面から切り込んでいかなければならない、と考えているのですが、それ以前に1つ、お子様の日常の過大な負担の1つとなっており、かつ特に真面目なお子様を壊しかねない「物量=宿題プリント」というものについて考えておく必要に思い当たりました。なぜこの重要なポイントを失念していたかというと、前記事にも書いたように、我が家では「宿題プリント」そのものの必要性がなかったからです。「ぱぱ塾ぱぱ」の目から見ると、「宿題プリント」というものは「塾側の事情」を、各ご家庭それぞれに責任転化しているように見えるのです。

復習中心の授業システム

これはつまり、各単元の学習内容を「たとえ塾→お子様への一方通行であるにしても、とにかく伝えました」という塾側の実績になります。授業時間は限られていますから説明は駆け足になりがちです。そうなれば当然お子様の頭の中には消化しきれない疑問点が残る可能性が大きいのですが、「どうわからないのか」をその日のうちに講師の先生に論理的に質問できるお子様はそうはいないのです。結局は持ち帰ったプリントを「全部解いてみて」、その結果から消化しきれず理解できなかった点を講師の先生に問い直す作業は家庭側に帰せられてしまうのです。要するに理屈としては「理解できない点が残る=宿題プリントをすべてきちんと解かなかったからだ」という塾側の言い分が成り立ってしまうのです。

これを予習中心の授業システムに変えるとどうなるでしょうか。まず塾側の責任として、例題とその解法の解説を「あるレベル以上のお子様ならまず理解できる」品質のテキストを用意しなければなりません。これは非常に手間がかかる作業で、そのため「予習」を意識したテキストを用意できる進学塾は非常に限られていることはご存知だと思います。もう1点は、予習で「理解できなかった点を明確にしてきた」お子様が授業に参加してきますから、塾側では授業中にどんな質問にも答えられる質の高い講師を各クラスに用意する必要がでてきます。これにはかなりのコストがかかるとみていいでしょう。

設問パターンの配布実績

「考えること」「わかること」よりも「設問パターンごとの解き方に習熟すること」に重点を置いた授業を行なう場合、お子様には過去に出題されたことのある「入試問題の設問パターン」を数多く解かせる必要が出てきます。これがしばしば塾のいう、「見たことのない設問が出題されることはまずありません」「見たことがない設問はみんなが解けないはずだから大丈夫です」、という説明につながっていきます。これを裏返して言えば「過去の入試問題の設問パターンをできるだけ広くまんべんなく宿題プリントとして配布」しておけば、「入試問題が解けなかった」=「配布した宿題プリントをきちんと理解していなかったのが悪い」・・・つまり塾側としては強い立場に立てるわけです。

これを各ご家庭から見ると、「志望校ではまず出題されない設問パターン」についても大量に「宿題プリント」として解かされているわけで、これはかなりの程度、時間の浪費として考えてよいと「ぱぱ塾ぱぱ」は考えています。逆にいえば、志望校を早めに絞り込んでおけば、解かなくてよい「宿題プリント」が増えてくることになるはずなのです。

2008年3月10日記す
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