地頭でわが子と挑む中学受験

豊かな学びと子育てが考える力や生きる力を育てます。無理のない受験を考えるための1つの新しい処方箋。

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わかる、とはどういうことか


学びが苦にならない。わからない問題にかじりつく。解けない問題との出会いに喜びを見い出すようになる。

「学校教育」というものは基本的にこのアプローチをとりますよね。まず「学び」の始めに「原理原則」を習う。次に1つ、大きな三角定規なんかを使いながら、先生が黒板に問題を書き出す。そこで先生が言うことば。「みなさん、はい。ではこの問題。ここの部分の角度。どうやったらわかると思いますか?」。

わかる子。わからない子。いろいろです。「はい!はい!先生」。いくつもの手があがる。いろんな発想が飛び出してくる。子どもたちの考え方も十人十色。まちがった考え方がでてきても、先生というものはそれを否定することはしないんですね。「うん、そういう考え方もできるかも知れませんね。でもそうすると、この部分はどうやったらわかるのかな?他に意見はありませんか?」「はい!はい!先生」・・・そうこうして1つの正解がでてくる。しかし、だからといって先生はそこで問いをやめることをしない。「そうですね。それだとここの角度はわかりますね。では他にはどんな考え方ができますか?」。先生は子どもたちの意見が出尽くすまで、問うことをやめない。考え方に枠をはめようとしない。子どもたちの発想・いろいろな考え方。それが出尽くすまで、問いつづけるんですね。そういう手順をふみながら、先生はクラスの子どもたちが「気づき」を共有するのを待っている。またそうすることで、子どもたちは1つの問題。それにはいろいろな考え方ができるんだということを学んでいく。「原理原則」から出発して「正解」にたどり着くまでの道のり。これを「自分の力で考えること」。あるいは「別の考え方に気づくこと」。僕はこれこそが「学びの原風景」なんだと思うんです。

ですから我が家の算数の「例題の読み合わせ」。これも全く同じアプローチを取ります。「原理原則」から出発して「正解」にたどり着くまでの道のり。これを「自分の力で考えること」。ここを徹底的に追求する。学ぶ内容は違ってもアプローチは変わらない。だから娘は「勉強する」ことはすなわち、「原理原則から出発して正解に至るまでの道筋。その解き方を自分で考えたり発想したりすること」だと思っている。それこそが「勉強すること」だし、だからこそ「勉強って面白い」。そう思っているんですね。

昨日のこと。午前中の学習課題を終えて、昼食をとりに外出したときのこと。僕は中学受験の世界に疎い家内に、その実態のおおまかなところを説明していました。今の進学塾。その多くは予習禁止。子どもたちは塾授業で問題とその解き方を習って帰り、類題をこなしながらその解法を覚えていく。さらに類題の幅を少しずつ広げていくことで、対応できる問題を増やしていく。この流れは入試直前までかわらない。だからこそ塾の講師の先生からは、「見たことがないような問題。そんな問題が出題されたとしても心配はいりません。その問題は誰も解けません」・・・こんな発言がでてくるのだと。そんな話をしていました。と、その時。娘がいきなりその話に割り込んできました。

「え?解き方を教えちゃうの?それを覚えるの?それじゃ勉強にならないじゃない!」

娘のその言葉を聞いて、僕はちょっとニンマリしてしまいました。娘にとっては「受験勉強」もいつもの「勉強」と変わらない。だからこういうセリフになって出てくる。ああ、この子は「学び」というものをしっかりわかってくれているんだなあ・・・と。そう再認識したのです。ただ娘の場合。僕が少しばかりヘンジンであるところも似ちゃったのか、「考え方の枠にも限度というものがある」という所で、同じくやはりちょっと逸脱したところがある。考え方に枠を設けない、というのか、限度というものがあいまいなんですね。だからときおり突飛な発想・連想をすることもある。たとえば「運がいい」とか「今日はツイている」とかいう言葉。これを娘は、「今日はウンがツイている」などと言ったりする。僕はそういうところに即座に感応するほうなので、

「ねえねえ、それってちょっと話が黄色くない?」

とか言うんですね。すると娘の方も同じように反応するんですよ(爆)。ばっちい話ですみません・・・。

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2008年1月11日記す
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