地頭でわが子と挑む中学受験

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過去問の得失点データを読みこなせ!


過去問を解いてみて得られる得失点データは、後からさまざまな用途で活用できるように、単に解いてみて終わりにするのではなく、ある程度の目的を持ってきちんと集計しておきたいところです。このあたりのお話はきちんとまとめてこなかったので、ここから関連記事へのリンクを飛ばしておきます。よろしくご活用ください。

はじめての過去問は時間無制限で

・・・とすれば、過去問への取り組み方。時間は計っても時間で区切ることはしない。お子さんが過去問を1つ解き終わったら、時間内に処理できた問題。時間はオーバーしちゃったけど自分で処理できた問題。手が付かなかった問題にわけて、それぞれ手当てをする。まだまだお子さんはその学校の過去問に習熟しているわけではないのですから、得点にはこだわらない。時間内に処理できた問題。これを採点して得点とする。これが意味をもつようになるのはおそらく第1クールの最終フェーズあたり。要するに(いちばん古い過去問から手を付けたとして)最新年度の過去問の制限時間内得点。これがもっとも目安として使うことのできる得点データになる。第1クールの初めから焦る必要はないのです。

国語でなごんで算数でボケる

・・・今のところこのボケがところどころに顔を出す。いずれ算数は総復習の「総復習」をする予定なのであまり気にはしていないのですが、おかげで過去問の採点結果。厳密に見ると100点だったり50点だったり。そんな様子ですので採点にも気を使います。まず普通に赤ペンで採点。次にボケを勘定に入れた(解けたはずなのに不用意に失点した問題の)採点を青ペンで。最後に「完全に撃墜された」問題を緑でマーク。青ペンでマークされた問題はのちの「総復習」に重み付け。緑でマークされた問題はこの学校の「過去問研究」に重み付け。

特にこの「緑でマークされた問題」。この学校の入試問題にしばしば顔を出す「難問じゃない難問」であることが多い。設問を読んですぐに鉛筆を走らせるタイプのお子さんにとってはとんでもなく面倒な問題になるように思うのですが、ちょっと視点を変えてみると「あっという間」に簡単に解けてしまう簡単な問題になる。このような問題。設問を読むのではなく、出題した先生の意図を読む。そういった発想の転換が、このような問題の「解ける・解けない」の分岐点になるように思います。

過去問実績データベース

算数の正答・誤答のデータを蓄積するにあたって役にたったこと。それは単純に「正答・誤答」を記録していくだけではなく、娘が「不用意失点」した問題。これにきちんきちんとマークしてきたことでした。不用意失点・・・これは多くの受験生が正解するであろう設問を落としたときにつける1つのチェックマークです。

このチェックマークの使い道。それは「普通の設問」・・・塾のカリキュラムでカバーされてきた特殊算などの分野の中で、娘がうっかり、というか、なんとなくとっつきにくいと感じている「設問のパターン」を抽出するために利用できました。たとえば単純な「割合・比」の単元。線分図を使うのか、やりとり図を使うのか、あるいかマルイチ算・消去算を使うのか。これらのどのパターンを苦手としているのか。そういうものを判別するために利用することを意図していました。

実はこのチェックマーク。もう1つの使い道がありました。それはこの学校に特有の「○○先生問題」。この学校の算数。この問題にはかなり特別なメッセージが込められています。「君はこの設問に込められたメッセージに気が付くことができるかな?」・・・要するに、作問した先生は1つ1つの設問に、「気づき」を求める「からくり」を組み込んでいるんですね。で、「ぱぱ塾ぱぱ」にはその「からくり」が手にとるようにわかる。ところが娘はそれに気がつくことができず、その設問を落とすことがある。「ぱぱ塾ぱぱ」はそういう失点にも同じようにチェックマークをつけてきたんですね。・・・

過去問の失点を集計しておこう

以前の記事で、過去問実績データベースの「誤答率」と「不用意失点率」について少しばかり書きました。

 誤答率は、「解けそうにない問題」を含め、娘が失点すると思われる確率。
 不用意失点率は、そのなかでも、「うっかり」娘が失点したと思われる確率。

この2つの数字。見方を変えると面白いものが見えてくる。

 100%-「誤答率」=予想得点。
 100%-(「誤答率」-「不用意失点率」)=最大可能得点。

娘の場合、最大の得点源は「算数」なので、ノイズだらけだった過去問の得点実績から丁寧にノイズを取り除いていきました。すると、おおまかではありますが、「最大可能得点」が見えてきた。この「最大可能得点」。1つの使い道は、入試で何問、あらかじめ捨ててかかっていいのか。その目安になります。娘の場合、大問1つ、まるまる捨ててかかってもかまわない。そういう結果になります。これは娘に対する最後の声かけ=「大問1つ。捨ててかかっていいから、残りを確実に取ってきなさい」。そういう具体的な指示=「娘にとっては1つの安心材料」とすることができる。と、もう1つの使い道。

 算数の最大可能得点-算数の合格目標得点=算数で得られる得点マージン。

ですのでこの得点マージン。これを娘の「国語」に振り分けることができる。娘の国語の合格目標得点。これはいつも7割固定なので、ここから「算数で得られる得点マージン」を差し引いてみると、娘の国語はかなり楽になる。国語は入試当日の最初の科目なので、仮にここのデキが悪くても、そこで気落ちせずに算数に取り組むことができる。そんなメリットがでてきます。

2017年8月14日記す
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