地頭でわが子と挑む中学受験

豊かな学びと子育てが考える力や生きる力を育てます。無理のない受験を考えるための1つの新しい処方箋。

娘の算数脳をのぞいてみれば

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娘の進学先の中学校の、数学の最初の授業で配布されたプリントです。この問題を記述で解いたところがミソですね。

それは「新しい学力」とか「生きる力」とか呼ばれているもの。その中にはものの見方・考え方、感性や直観力、生活力などなど・・・いろいろな要素が含まれているのですが、これを言葉で言い表そうとするとなかなかそれに見合う尺度が見つからない。そんなわけで娘には内緒でちょっとプリントを1枚、引っぱり出してきました。このプリントにはこうあります。「次の図のように円形の時計があり、長針がピッタリと時計盤のめもりのところを指していて、長針と短針のなす角度が95度になっています。このとき時計は何時何分を示しているでしょう。」



娘の解答が書かれているので、これをちょっと採点。「これは文字盤の12時の位置を求める問題である」・・・結局のところこれは何を解決すべき問題なのかを自分自身で設定しなおすことができているので+50点。そこから論理立てて解答への道筋を導きだしているので+40点。解答が正しいので+10点。日本語がダメダメなのでー50点(笑)。この中の最初の50点の部分。問題の再設定力とか規定力とか呼ばれるもの。この力は大学受験でも社会に出てからでも活かすことのできる、重要なポイントなんです。娘はこういう力をすでにつかみかけていて、それを以て自分の道を歩みだそうとしている・・・いや、もうすでに歩み始めているようにも見えるんです。まだまだ幼いくせに生意気ですね。生意気ですが、しかしそれを認めてやらないわけにもいかない。娘はこの力を、中学受験の「上澄み」だけから手に入れました。

「これは何を解決すべき問題なのか」・・・これがわかるようになれば、例えば入試問題の算数も難しくなくなります。問題をいきなり裏口から入って解くようなものなのです。裏口から道筋を追って行けば、答えを導き出すのにどんな条件が必要なのかが簡単にわかる。そこで設問を読み返してみると、問題を解くのに必要のない余計な条件があったり、あるいは必要な条件が見つからなかったりする。余計な条件は無視すればよいので、見つからない条件がどこに隠されているのか。それを見当をつけて探し出すだけでいい。そのような条件はさりげなくグラフの中にうまく隠されていたり、あるいは「常識の世界のなかのイコールの関係」の中に隠されていたりする。探すべきものがあらかじめわかっているので、そのような条件を探し出すことはそれほど難しくない。加えて言えば、そのような「隠し」のパターンは受験校やその学校の入試問題を作問する先生によってクセや偏りがある。ですからそのクセの部分だけを別に習熟するだけで、入試問題が入試問題ではなくなってしまうのです。

では、我が家の娘ははたしてこのような力をどのようにして手に入れたのか。我が家の娘は4年生のとき、まるまる1年間、四谷大塚に通塾していたことは過去記事に書きました。我が家が実践している「例題の読み合わせ」は、この時期の経験から生まれたものなのです。このあたりの事情を簡単な記事に書き残しておこうと思います。お子様の「勉強嫌い」にどう向き合っていったらいいかについて、各ご家庭のヒントになれば幸いです。

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