地頭でわが子と挑む中学受験

豊かな学びと子育てが考える力や生きる力を育てます。無理のない受験を考えるための1つの新しい処方箋。

模試は入試当日の実験場として

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さてさて。では順を追って「手探りの40日間」に備えていこう・・・こう考え始めると、ある1つのことに気がつくようになります。それは公開模試での「偏差値」や「志望校別の得点順位」など、周囲のご家庭やお子さんたちとの相対位置。これは最終的に意味をなさないということです。公開模試では志望校別の成績や順位などがはじきだされてきますが、そもそも公開模試と志望校の入試の出題傾向や出題意図など。これがまったく異なるベクトルを向いている。同じ学校を受験しようと考えているお子さんたち。その人数のおおまかな数字はわかりますが、そのお子さんたちの中での「志望校の入試問題(あるいは過去問)に取り組んだ場合の順位」・・・これが分かるわけではないんですね。結局のところ、テストの出題範囲が中学受験の出題範囲全体になった時点で、テストでお子さんがとってきた点。これは「志望校への合格への可能性を測る尺度」とはならない。そう割り切ってしまうこともできるのです。

そう割り切ってしまうと、公開模試というもの。そのまったく別の観点からの活用法が見えてくる。それは「入試当日のシミュレーション」・・・そういうことです。公開模試はそもそも入試当日とできるだけ似せた環境でテストをするものです。ほとんどの場合は朝9時から。国語・算数・・・と、ほとんどの学校に共通の、実際の入試の実施要項を想定した形で行われます。であれば、朝9時の国語の試験開始に合わせてどのようにコンディション作りをしていったらいいのか。多くの受験生に囲まれた特有の雰囲気の中で舞い上がらずに自分自身に没入してゆくにはどうしたらよいのか。そんなこんなの対策を練るための実験場。そんな活用方法もあるのです。我が家の場合は朝5時にはすっきりと目覚めていること。朝9時には頭が回転していること。それに加えて試験会場での周囲の雰囲気に飲まれないための対処法。そんなものが対策の柱として浮かび上がってきました。ハウツーとしては、”ぶどう糖”の摂取。”お目覚めシーリングライト”の導入・・・などなど。何回もの実地試験を重ねてその効果を確認してきました。

実際にこのように公開模試を活用し始めると、今度は「お試し受験」の必要性に「?」が出てきました。そもそもお試し受験それ自体が、志望校の入試当日に向けてのシミュレーションという位置づけですから、それを公開模試を使ってはるか以前から前倒しで実施してきた我が家にとってはまったく意味がなかったんですね。とすれば、その「お試し受験」をスキップすることで「手探りの40日間」の中身をよりいっそう濃くしていくことができる。加えて「お試し受験」といえども事前の準備は必要ですから、これを削ることで、さらにはトータルな中学受験のサイズ。これを小さく整理してゆくこともできた。「小さな受験」というもの。それに資する材料ともなったのです。

現在の中学受験というシステムの中で、ここまで「公開模試」というものの位置づけを割り切ってしまうことのできるご家庭は多くはないかもしれません。しかしその意味をしっかり考えてみれば、それがたどりつく結論は明らかです。公開模試の活用方法。その一例。ちょっと紹介させていただきました。ご参考までに。

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