地頭でわが子と挑む中学受験

豊かな学びと子育てが考える力や生きる力を育てます。無理のない受験を考えるための1つの新しい処方箋。

真新しいバスケシューズを履いて

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「学校が市の大会に出場するバスケチームのメンバーを募集してるんだけど、参加していい?」

夕食を食べながら娘がこう言い出しました。話によれば秋の暮れ頃の大会に向けて、学校でバスケットボールのチームを作るのだとのこと。それに参加したい・・・そう言い出したのです。娘は「野球」「サッカー」が大好き。こんどはそれに加えて「バスケ」。大会までは朝練があるとのこと。僕はちょいと考えただけで「オッケー」を出し、その夕食後、さっそくスポーツ用品店に出かけて真新しい「バスケシューズ」を買い与えました。娘の満面の笑顔・・・。さっそくまっさらのシューズを履いてはあたりをピョンピョン跳ね回っています。

僕は娘に何でも買い与えるほうではありません。むしろ逆です。なのになぜか?というと、「バスケ」も娘の「夢」につながっていることが分かったから。夕食の時間に話を戻します。そのときの話でわかったこと。娘の夢の1つが「スポーツ就職」。もちろんプロスポーツというわけではなく、そういうチームのある会社に就職したい・・・そういうことだったのです。

たしかちょっと前までは「アイスクリーム屋さん」だったんじゃなかったかなあ・・・。そんなことがチラリと頭を掠めましたが、夢は多いほうがいい・・・というか、夢は年頃によってどんどん変わっていくもの。そんななかで、本人にとって「本物の夢」に出会えるチャンスがあるなら、目先の都合でその機会を奪ってはいけない。僕にはそんな戒めがあるのです。

今の娘をどんな角度から眺めてみても、スポーツ選手向きじゃない。線は細いし体力も持久力も瞬発力もどうなんだろう・・・。そんな娘なのですが、下手の横好きというか、なぜかそこから生まれてくる粘り強さ。それには父親である僕も、1目も2目も置いています。テレビアニメと学童の先生から影響を受けた娘の「野球好き」。見る間にピッチングフォームが「さま」になってきて、そのフォーム(だけ)は野球少年も目を丸くするほど。結果、学校のソフトボール投げでも学年で片手の指に入るほどになりました。今の娘だけからその将来を判断しちゃいけない・・・そんなことが、僕の戒めの中にあるのです。

中学受験に障るから「バスケ」はだめ・・・そういう判断は我が家風ではありません。「中学受験」だって娘の夢の1つです。であれば、まずは親としてその2つを両立できる道を探る。それが難しければ娘の相談にのってあげる。行きたい道を1つ1つ選び取っていく。その積み重ねが彼女の将来を作っていく。そう信じるのは、僕自身がそうだったからであり、またコメントとしていただいたすばらしいお言葉・・・「自分らしいカバンを背負って」。その思いにも沿うものだと信じるから・・・。

2008年7月14日記す
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