地頭でわが子と挑む中学受験

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勉強をすればするほど楽になるシステム(通塾編)

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昨日の記事「勉強をすればするほど楽になるシステム(我が家編)」で、我が家の学習システムの概要を説明させていただきました。中学受験のための受験勉強でもっとも負担となるのが「中学受験」算数です。ですので、この部分をいかに「楽しく克服できるか」が、中学受験を成功させることができるか否かの最大のポイントとなると考えています。辛い勉強を繰り返していくと、失敗体験が積もり積もって勉強嫌いになってしまいます。やはり「楽しくなくちゃ」、勉強できない・長続きしない・絶対辛くなってくる、という感覚が「ぱぱ塾ぱぱ」の底辺のどこかにあるのです。

我が家の場合、理解度確認のために週次で実施される塾のテストを利用しているだけで、全ての塾授業・講習などは、原則として取っていません。今までのところ、塾授業・講習を取らないことで不便を感じたことがないのです。算数以外の科目、特に国語などは、我が家の経験上、授業形式の学習をするよりも、「マンツーマン指導」形式の通信講座を利用するほうが高い効果を得られることが分かっています。理科・社会の学習は、その中心を「学校授業の活用」に置いていますので、結局のところ、我が家では塾授業・講習の必要性をほとんど感じなくなってしまったのです。

とはいえ、事情によっては「やはり通塾に軸足を置いて」、中学受験をしたいというご家庭もあるかと思います。そのため今回の記事では、我が家の方法論を、通塾を中心とした中学受験勉強に、どのようにしたら組み込めるのかを考えてみたいと思います。

昨日の記事でご紹介したとおり、我が家のシステムの中核になっているのが、「中学受験」算数の「例題の読み合わせ」です。通塾されているご家庭では「塾授業」がありますので、この部分は「予習」に相当することになります。この部分を通塾を中心とした週間学習プログラムに組み込むためには、最低でも以下の2点をクリアしなければなりません。
  • 例題の読み合わせの時間をどうやって確保するのか
  • 例題の読み合わせに利用するテキストに何をつかうのか

1点目ですが、おそらく通塾されているご家庭では、塾の週間学習プログラムをこなすだけで、もう時間はいっぱいいっぱいになってしまっていることと思います。ということは、塾の週間学習プログラムのどこかを切り捨てる必要が出てくるわけです。「算数の塾授業」を受け続けるとすれば、その塾授業の前後を削り取るしかありません。以前の記事にも書いたのですが、そのためには「塾から指定された復習問題」「宿題プリント」を取捨選択して、お子様に負担がかからないようにすることが非常に必要になってきます。「塾から指示された宿題」を取捨選択することには違和感を感じるかもしれません。しかし予習をしっかりやって「わからなかった点を授業でしっかり理解してくる」ほうが少ない演習量ですみますし、宿題にも楽に取り組めるはずなのです。

もし宿題を一部捨てることに関して疑問があるようでしたら、通塾先にこのように確認してみてください・・・「宿題をすべて提出すれば、テスト結果の成績にプラスの考慮をしていただけますか」。明確にNOという答えが返ってくるはずです。我が家でもこの点を確認したことがあるのですが、答えは同じくNOでした。宿題は理解を定着させるためのものであって、宿題をこなすことそれ自体が目的ではないのです。これは自明のことでしょう。

2点目ですが、「例題の読み合わせ」には、まともな「参考書」を使うことが絶対的に重要です。進学塾によっては算数を「予習禁止」としているところもあるのですが、そうしなければならない理屈も一応あるのです。通塾先の「算数テキスト」が予習重視で作られていない場合、「解法」があいまいになります。その点、小学校での学習内容を知らない親が教えると、中学校で初めて習う解法などをゴッチャに教えてしまうことがあるのです。当然お子様は混乱しますし、記述形式の入試算数でうっかり方程式なんか使ったりすると、学校によるようですが、得点にならないこともあり得るのです。

塾で使用している「算数テキスト」が予習向けに編集されている場合は問題ないのですが、もし「算数テキスト」が予習重視で作られていない場合は、予習用に別途「参考書」を用意する必要があります。おすすめの「参考書」としては、四谷大塚の「予習シリーズ」をあげておきます。この「家庭学習用の参考書」は一般向けにも通信販売されておりますので、どなたでも入手できます。参考書として利用する場合は、各単元の「例題」と「解き方」を確実に理解する、それだけで十分効果があります。通塾先の算数のカリキュラムと「予習シリーズ」のカリキュラムの進行は必ずしも一致するとは限りませんが、その場合は「塾授業」の単元に相当する単元を、「予習シリーズ」から選択して利用するようにしてください。また「予習シリーズ」と「塾授業」の解法が異なることがありますが、その場合は、どちらかを「別解」として、合わせて学習すればいいのです。いずれにせよ、その単元の理解度は深まることになります。

2008年4月4日記す
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