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志望校対策講座(10) 学校固有問題を探せ!

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志望校の入試問題には、その学校の教育理念や、どんなタイプのお子さんに来てほしいのか。そんな観点からの出題が含まれています。それをこの連載では「学校固有問題」と呼んでいるわけですが、この学校固有問題。これへの対策がお子さんの志望校への合否を分ける重要なポイントになるということを、僕は前記事で書きました。だとすればこのような学校固有問題はどこにあるのか。それを探し出すことが重要になってくるわけです。ここで初めて、いよいよ「過去問を掘り下げて読みこんでいく」作業にはいっていくわけですが、ただ漫然と過去問を眺めているだけではなかなかこのような学校固有問題というものを見抜くのは難しい。ですのでそのような問題の見分け方。今回はそのヒントになるようなポイントを書いてみます。

その学校の教育理念を確認する

学校の入試問題には「学校からのメッセージ」が含まれています。ここで大切なことは、その学校の教育理念そのものを知っておくこと。例えば博愛主義や平和主義など。あるいは自己実現力や社会への適応力など。志望校のHPを覗いてみていただくとわかっていただけると思うのですが、そこにはその学校の教育理念そのものが語られていますし、その学校の生徒さんたちの総合学習の内容紹介。そんなところにその学校の教育理念が現れてきます。このような教育理念。それを反映した出題の多くは、時事問題や社会問題を扱う分野に特徴的に現れてきます。つまり典型的には理科・社会の入試問題に、「プラスアルファ」の知識を問う形で現れやすいということです。それからこれは女子校に特有な現象のようですが、お嬢さん学校といわれるような学校。お子さんやご家庭の品性や教養などといった部分が問われることがあります。このような場合には、国語の入試問題に特徴が現れやすいようです。

出題率が高い分野を重点的にチェックする

当然ながら、その学校が重視するお子さんの資質。それを確認するための出題は、入試問題の中でもウェイトの置かれやすい部分です。お子さんの持てる論理力や表現力といったもの。その多くは国語や算数の入試問題に現れやすいようです。算数の場合は考えさせる問題。国語の場合はレベルの高い記述問題など。塾のカリキュラムで学ぶ一般的な学習内容とは一線を画した出題パターンがみられることがあります。ただ、このような問題を一般的な問題と区別できるかどうか。それはこれまで親御さんがどの程度までお子さんの学習内容を把握できているかどうかにかかってきます。お子さんと二人三脚で学習に取り組んでこられたご家庭の場合では問題になることはないと思いますが、必要によってはお子さんからのヘルプをもらってそのような問題を識別する必要があるかも知れません。この時点では「過去問を解いてみる」必要はありません。これは特に算数について言えることのようなのですが、過去問をざっと眺めてみて「見たことのないような問題」・・・そのようなものを洗い出していくことで、その出題にある一定の傾向がみえてくることがあります。

学校説明会で質問する

より直接的な方法です。学校説明会で「すみません。算数の入試問題ですが、どのような点を重点的に学習してきたらよいでしょうか?」。算数でも国語でも理科でも社会でも。同じ質問をしてみてください。運がよければ直接回答していただけることもあります。学校によってはHPの中で、学校説明会でのQ&Aをそのまま掲載しているところもありますので、これも確認してみてください。はっきり「わが校ではお子さんのこのような資質をみるための出題をします」と書かれていることがあります。

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