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志望校対策講座(14) 親の過去問はいつから?

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志望校対策は誰の担当?

「ファーストクラス」「ビジネスクラス」の学校。これらの学校に対する志望校対策は、進学塾の担当だと思っていいでしょう。志望校対策の中身ですが、「そっくり問題」「そっくりテスト」「予想問題」など、至れり尽せりのサービスが提供されます。「ぱぱ塾ぱぱ」の見聞では、ワセアカの「NN(なにがなんでも)コース」。ここの体育会系のイメージトレーニングの効果には絶大なものがあるように聞いています。資料を取り寄せたところでは、通信教育講座としての受講も可能なようですので、いろいろな使い方がありそうです。

では我が家のように「エコノミークラス」の学校狙いの場合はどうなるのか。ご存知のように大手進学塾では10月中旬ごろから「過去問」のサポートが始まります。内容はどんなものかというと、娘の所属する校舎に確認したところでは、過去問を解いていてよく分からないポイントに対するQ&Aが主な内容のようです。裏返して言えば、「志望校に対してどうアプローチしたらよいのか」といったガイドラインはもちろん、「そっくり問題」「そっくりテスト」「予想問題」のようなサービスは皆無、というわけです。

そもそもこの志望校対策の中身である「そっくり問題」「そっくりテスト」「予想問題」のようなもの。これがどんな意味を持つのかというと、志望校ではまず扱われない科目・分野の学習課題をできるだけ殺ぎ落として、その分を志望校から重点的に出題される科目・分野の学習課題に集中的に取り組むことのできる時間を稼ぐこと。これにつきるのではないか。中学受験が取り扱う全分野を広くカバーしようとすれば、いずれ時間が足りなくなる。結果として志望校の「過去問」の表面をなでるような時間しか残らないようなことになってしまえば、これはもう本末転倒ではないかと思うのです。

ではお子さまが志望校の「過去問」にじっくり取り組むための時間を確保するのはだれの担当なのか。これはもうお子さまのご両親しかいない・・・まずそう考えざるを得ない。ではその作業をいつするのか。お子さまが過去問を解き始めた時点では間に合いません。どんな設問がどんな形式で問われるのか。たとえばお子さまが記述が苦手なのに志望校の設問形式は記述重視。このようなミスマッチをお子さまが過去問を解き始めた時点で発見したとしても、すでに時期遅し、ということです。

今、ご両親はお子さまのために何をしてあげているでしょうか。秋も深まり追い込みの時期にさしかかった状況を想像すれば、今はまだ自由に使える時間が十分にあるのではないでしょうか。できればお子さまの志望校の過去問に目を通す。それも難しければ過去問の解答用紙を眺めてみる。それだけでもいいのです。塾任せにせず、お子さまのために今できることをしてあげる。そのための時間はおそらく今しかないのではないでしょうか。是非多くのご家庭にそのことに「気がついて欲しい」のです。

この時期になっても志望校対策に関するブログ記事があまりに少ない・・・そんな気持ちでこの記事を書きました。余計なお節介だったかもしれませんが、もし何かのお役に立てれば幸いです。

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2009/08/29 (Sat) 23:18 | EDIT | REPLY |  

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