地頭でわが子と挑む中学受験

豊かな学びと子育てが考える力や生きる力を育てます。無理のない受験を考えるための1つの新しい処方箋。

通塾しないでオール5ということ

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最近の小学校では絶対評価ABCを採用しているところも多いので、オール5という尺度はもう旧いかもしれませんが、感覚としてお分かりいただけるのではないかと思います。僕は自分自身、中学受験の経験はありませんが、小学生生活のなかでオール5は何回か取ったような記憶があります。トロイ子でもあったので、正確には体育は3だったような気がしますが、それでもオール5を取るのに特別な勉強をした記憶はありません。そのころ住んでいたところがまったくの田舎であったことも関係あるかもしれませんが、通塾が当たり前、というような環境ではなかったことも確かです。普通の家庭に生まれて普通に育ち、普通に自然の中を走り回っていた子供でした。

当たり前に地元のふつうの公立中学校に進み、そこで中間テスト・期末テストを受けるようになりました。パッとした成績ではなかった記憶がありますが、なぜかいつも学校の先生に目をかけられる子供でありました。そのまま地元のふつうの公立高校に進むはずでしたが、事情があって、中学3年も押し詰まり、もうすぐ卒業・・・というところで東京の私立高校を駆け込み受験することになりました。その時ですね。受験勉強というものをはじめて体験したのは。たった1か月の受験勉強ではありましたが、結果として東京の私立高校に進学することに決まりました。

その高校は当時から進学校ではありましたが、全校生徒が1500人ほどもある大所帯でありまして。入学当初は普通クラスでありましたが、高校2年から選抜クラスに編入され、難関大学を目指すクラスメートに囲まれて生活することになりました。クラスではパッとしない子だったと思います。僕は絵が好きで、美術はいつも好成績ではありましたが、英才のクラスメートに囲まれて、自分はどってことないなあ、と思っておりました。この高校は「4年制高校」と揶揄されているほど、大学への現役合格の実績は少ない高校でありました。ですから僕も一浪して大学に入るんだと思っておりました。でもってそのとおり、一浪して東大に進学することになったのですが、この一年間だけですかね、本格的な受験勉強をしたのは。ですから僕の受験勉強体験というのは、高校受験の1か月間と、大学受験の1年間。これだけなんです。

ここから振り返っていまどきの中学受験をみると、すごい違和感を感じるんですね。なぜこれほどの時間と物量をかけて受験勉強しなければならないのか。あるいはなぜカミソリのようにお子さんの一挙手一投足を研ぎ澄まさなければならないのか。田舎育ちの僕の目から見ると、それらはまるで大学受験予備軍の規格品を量産するシステムのように見えるんですね。お子さんたちはもっと個性的でいい。その個性に沿って勉強していけばいい。好きな遊びや趣味にこだわり、自然の中を駆け回り、そこから普通に興味をもった科目を勉強していけば、お子さんの成績は自然とあがっていきます。ですから、仮に大学受験を念頭においているとしても、いまこの時期のお子さんを、中学受験でここまでいじくりまわさなくてもいいのではないか。そこまで徹底的に磨きあげなくてもいいのではないか。型にはめなくてもいいのではないか。僕には御三家対策などはその最たるもののように思えるんですが・・・。もっと自由に。もっと豊かに。そんな受験もあってもいいように思うのです。

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